巴里のアメリカ人

パリに住み画家を目指して日々頑張っているアメリカ人のジェリーは、
友達には恵まれていたが、画家としてはなかなか目が出ずにいた。

ジェリーの描く絵は、パリの人々にはなかなか気に入ってもらえなかったのだが、
ある日、ジェリーが開いた個展に来たアメリカ人女性ミロは、
彼の絵を気に入り、才能を認め、ジェリーを援助すると申し出たのだ。

しかしミロは、ジェリーの絵を気に入ったのではなく、
彼の事を好きになったのだった。

そして、ミロと一緒にキャバレーに行ったジェリーは、
そこにいた清楚で可愛いパリの娘、リズに一目惚れをしてしまった。

ジェリーは、リズから連絡先を無理やり教えてもらい、
それからデートを重ね、愛し合うのだが、
実はリズには婚約者がおり、その事をジェリーに隠していたのだった。

それから、リズは婚約者からアメリカに一緒に行こうと言われ、
ジェリーに全てを打ち明けるのだが、実は、リズは婚約者に対して愛情は持っていなかった。

リズを愛しているジェリー、そんなジェリーを愛しているミロ、
そして、リズもまたジェリーに愛を感じており・・・・・・。

はたして、ジェリー、リズ、ミロ、それぞれの運命は・・・・・・。