あらすじ
1984年、イギリス北西部の炭鉱町。
母親を亡くし、炭鉱夫の父と兄のトニー、軽い痴呆症にかかった祖母の4人で暮らしている11歳の少年ビリー・エリオット。

炭鉱不況でストライキに参加してるビリーの父親と兄のトニー。
そんな父親は、ビリーの意思に反して、強制的にボクシングを習わせていた。
ビリーはいやいやながらもボクシングを習い続けていたが、ひょんな事からバレエに心を惹かれ、
父に内緒でバレエを習い始める事に。
バレエ教えていたウィルキンソン先生は、ビリーの才能に気付き、ロイヤル・バレー・スクールの
オーディションを受けるように勧めるが、その事実を知った父親が猛反対。
バレエを続けたいビリーと、「そんなものは女のする事だ!」と断固理解を示さない父親。
はたしてビリー・エリオットの未来は・・・・・・。
| 原題 : | Billy Elliot, the Musical |
|---|---|
| 劇場 : | インペリアル劇場 |
| 上演時間 : | 2時間45分(15分間休憩あり) |
| プレビュー : | 2008/10/1 |
| 初日 : | 2008/11/13 |
| クローズ : | 2012/1/8 |
| 公式サイト : | http://www.billyelliotbroadway.com/ |
鑑賞履歴
◆2008年10月 4日 座席:ORCHESTRA T 5
◆2009年10月 7日 座席:ORCHESTRA A 12
◆2010年 9月12日 座席:ORCHESTRA S 26
◆2010年 9月18日 座席:ORCHESTRA B 10
◆2010年 9月19日 座席:ORCHESTRA O 3
感想
2008年に観た時には、プレビュー期間だったりあまり座席も良くなかったせいなのか、それほど感動しなかったんですが、2009年、1年振りにこの作品を観た感想はというと・・・・・・
「いやぁ~~~、本当にめっちゃめちゃ感動しました~~~~~っっ!!!!!」
と言うか、「これ、昨年僕が観た作品とホントに同じ?!?!」と思うくらい、笑えて、泣けて、そして、感動しました!!!
「昨年観た時は、プレビューだったから今日と何かが違うの?」
「いや、もしかして僕、昨年は寝てた???」
と思うくらい、どのシーンも初めて観るかのような興奮でした!!!
そして、今回は最前列で観たんですが、一番前って本当にスゴイです!!!
ただ、ステージ向かって一番右側の席だったので、ステージ上の右側が、時おり隠れてしまって見えない部分がありました。
それでもやっぱり最前列は、キャストの息遣いが感じられるし、飛んでくるツバまでも見えちゃうし、迫力はハンパないです!!!
そして、2008年に観た時には、頭上にせり出していたメザニン席のせいで見切れてしまったビリーのフライングシーンも、2009年はしっかりと観る事が出来ました!!!
ちょっとネタばれになりますが、ビリーが、亡くなる前にお母さんからもらっていた手紙を読むシーンに号泣し、オーディションを受ける事が出来なくなった怒りをダンスで表現するシーンに鳥肌が立ち、ハッピーエンドのラストに自然と笑みがこぼれました!!!
そして、2010年。
あまりにもこの作品が好き過ぎて、8日間の間に3回も足を運んでしまいました!!!
もう何度も観ていると、キャストが登場しただけで、気持ちが勝手に反応するようになってしまったみたいで、4回目の鑑賞の際、どうって事のない(って言い方は失礼だけど・・・・) オープニング曲で、既に涙が出てきました・・・・・・。
これ、ヤバイですね・・・・・・。なんか、パブロフの犬みたいになってます・・・・・・。(笑)
例の手紙を読む場面では、毎回、鼻水出まくりで、ぐっちゃぐちゃになるくらい泣きました。
僕の隣に座っていた、70歳くらいの老夫婦も感動したみたいで、2人ともボロボロと泣いてましたね・・・・・・。
この作品、子供からおばあちゃんまで幅広い年齢の登場人物がいるので、 どんな人が観ても感情移入がしやすいのかも!
そして、ビリーを演じているキャストが何人もいるので、違うビリーを観るたびに、ちょっと新鮮に感じてこの作品を楽しめているのかもしれません!!!
とにかく、このミュージカルに、かなりハマっています!!!
みどころ
もうこの作品が本当に本当に大好きになってしまったので、「全てのシーンがみどころです!!!」と言ってしまいたいほど、最高な作品です!!!
そんな中でも、『Angry Dance』という曲で、タイトル通りビリーが怒りをダンスで表現するシーンは、「感動」というカンタンな言葉では片付けられないほどの衝撃を味わいました。
もともと、2000年に公開された映画、『リトルダンサー』を舞台化した作品なんですが、この映画の感動的な部分を漏れることなく詰め込んで、更に舞台ならではの笑えるシーンもプラスされて、記憶に残る2時間45分を過ごす事が出来る作品だと思います!
楽曲
現在までに2億5000万枚以上のアルバムセールスを記録し、『アイーダ』や『ライオン・キング』などミュージカルの楽曲も数多く手掛けている、『エルトン・ジョン』が担当しています!
僕は最近、このミュージカルのサントラをかなりのヘビーローテーションで聞いていますが、どの楽曲を聴いても舞台上のシーンが頭に浮かんでくるほど、印象的な楽曲が揃っています!!!
劇中で使われている全ての曲が素晴らしくて、名曲揃いです!!!
衣装
基本的には普段着のような感じなので、豪華な衣装は登場しません。
ビリーがバレエを踊る時にはジャージにTシャツ、大人たちは作業着などを着て舞台に立ちます。
また、女の子たちがバレエを踊るシーンでは、かわいいチュチュを身に着けて、かわいいバレエを踊ってくれます!
ビリーと親友のマイケルが2人で歌って踊りシーンでは、ちょっとカラフルで超巨大(?!)な衣装が登場するのでお楽しみに!
キャスト
2009年に観た際に、ビリー役を演じていた『Trent Kowalik』!!!
2008年に観た時のビリー役は、『David Alvarez』だったんですが、トレント君は、もうもう相当ヤバかったです!
パンフレットの写真見た時に、2009年10月時点で3人いたビリー役のキャストの中で、「一番パッとしない感じだなぁー」と思ったのが、実はトレント君だったんです・・・・・・・。
ところが、このトレント君、2008年に観たデヴィッド君よりも、かなり良かったです~~~っ!!!
トレント君が舞台に立ってから、約1年が経過していたので、ビリー役も板についてきたんですかね!!!
劇中で披露する、ダンスもタップもバレエも縄跳びも、そして、演技も歌も本当に全てが素晴らしかったです!!!!!
2009年のトニー賞で、最優秀主演男優賞を受賞したのもホントに納得です!!!
そして、2010年に観た際に、ビリー役を演じていたのは、『Peter Mazurowski』と、『Dayton Tavares』!!!
まずは、ピーター君!!!
あどけなさを残しつつも、一生懸命にバレエを舞う彼のひたむきさと、ダンスを踊る時の動きは本当に素晴らしかったです!
そして、全シーンの中で一番泣ける場面。
ビリーが、亡くなったお母さんからもらった手紙をバレエの先生に見せる場面で、なんとピーターくん、どうやら本当に涙を流していたみたいなんです・・・・・・。
過去に見た2人のビリーも涙を流していたかどうか記憶にないんですが、このピーターくんの感情の入り方、ヤバイかったです。
次に、デイトン君!!!
2010年9月時点でビリー演じているキャストは4人いたんですが、4人の中で、正直一番期待していなかったのが、デイトン君だったんです。
いや、僕、デイトン君の何を知っているわけじゃないんだけど、プロフィール写真の表情がちょっとやる気なさげに見えたのと、ビリーを演じるには、彼、顔が結構大人なんですよ・・・・・・。
実際に見ると、やはり今まで見たビリーに比べると背も高くて、ちょっと大人びた感じがするデイトン君ですが、彼もとっても良かったです!!!
ヤングビリーと大人のビリーが一緒に白鳥の湖を踊るシーンがあるんですが、そのシーンで初めてボロボロ泣きました。
セリフも何も無く、音楽に合わせて、ただただ舞う場面なんだけど、デイトン君のバレエの表現力のスゴさに圧倒されて涙が出てきたんだと思います。
第1幕のクライマックス、 怒りのダンスシーンもセリフが無いのに、今回はめっちゃ泣きました・・・・・・。
もしかして、このデイトン君、歌や演技はもちろんだけど、セリフが無くても、顔の表情や体での表現力が、ズバ抜けているのかもしれないです!!!
ビリー役は全員子供なので、声変わりしたり、身長が伸びたりすると降板しなければいけないと思うので、賞味期限が短いと思うんです。
でも、その代わり次から次へと、様々なビリーが登場すると思うので、何度も足を運びたくなっちゃいますね!!!
◎2009年12月、ビリー役は『David Alvarez』 『Tommy Batchelor』 『Alex Ko』 『Trent Kowalik』 『Liam Redhead 』の5人が演じていました。
◎2010年1月、ビリー役は『Alex Ko』 『Trent Kowalik』 『Liam Redhead』 『Dayton Tavares』の4人が演じていました。
◎2010年8月、ビリー役は 『Alex Ko』 『Liam Redhead』 『Dayton Tavares』 『Jacob Clemente』 『Michael Dameski』の5人が演じていました。
◎2011年1月現在、ビリー役は『Alex Ko』 『Peter Mazurowski 』 『Jacob Clemente 』 『Joseph Harrington』の4人が演じています!
客層
とにかく幅広い年齢層の人たちが多く足を運んでいて、観客動員数も90%以上をキープしています。
小さい子供を含めた家族連れや、お母さんと娘さんの親子、友達同士やカップル、それに70代くらいの老夫婦など、本当に老若男女が足を運んでいる作品です!!!
2009年に観た際には、60代から70代のおばあちゃんが大勢来てましたね!
胸にお揃いのワッペンを付けていたので、団体旅行か何かで大勢で観に来ていたのかな?
ちなみにこの作品、登場人物の中にビリーのおばあちゃんがいます。
客席のおばあちゃんたちの多くが感動シーンで涙を流していたので、ステージ上のビリーの姿を見て、ご自分のお孫さんの事を想ったりしていたのかもしれませんね。
本当に年齢性別に関わらず、だれでも楽しめる素敵な作品だと思います!!!
トニー賞
【2009年】 作品賞、主演男優賞(デビッド・アルバレス、トレント・コワリク、キリル・クリッシュ:ビリー・エリオット役)、助演男優賞(グレゴリー・ジュバラ:父親役)、脚本賞、演出賞、振付賞(ピーター・ダーリング)、編曲賞、装置デザイン賞、照明デザイン賞、音響デザイン賞の10部門を受賞!
ブロードウェイに行く前に・・・
英語が分からなくても大丈夫!
ほぼ同じ流れでストーリーが進行していく 映画版のDVDが発売されていますので、こちらで予習をどうぞ!
●『リトル・ダンサー』
楽曲の予習はこちらでどうぞ!ミュージカルのサントラです!
●『Billy Elliot [Original Cast Recording]』
劇場情報
インペリアル劇場 Imperial Theatre
現在上演中の作品:ビリー・エリオット
(リトル・ダンサー)
- 所在地:249 West 45th Street, New York, NY 10036
- 収容人数:1421人
座席表
サイン&開場時間
開場時間
公演開始時間の1時間前に開場します。
サインについて
終演後に出入口付近で待っていると、キャストが出てきてくれますので、そこでサインをもらう事が出来ます!
(場所については、人だかりが出来ている事が多いので迷う事はないと思います。)
ブロードウェイミュージカルは、会場に入り座席に向かう際、「PLAYBILL」という無料のパンフレットをもらう事が出来ます。
そのPLAYBILLの表紙にサインをもらう人たちが多いので、終演後にPLAYBILLを持って、キャストが出てくるのを待ちましょう♪
マジックやサインペンを持っていくのを忘れないようにして下さいね!
持ち込みできるもの
会場内は禁煙となります。飲食物の持ち込みは禁止されております。カメラ、ビデオの持ち込みは禁止されております。
大きいバック、ブリーフケースなどのお持込は出来ない場合がございますので、荷物は最小限にすることをお薦めいたします。
アクセス&周辺情報
インペリアル劇場は、
きらびやかな看板やネオンが数多くあり、毎日夜遅くまで賑わっているタイムズスクエアから、
徒歩で約10分の場所に位置しております。
タイムズスクエア周辺には、多くのカフェやレストラン、そしてホテルも軒を連ねているので、とても便利なエリアだと思います!
利用される交通機関にもよりますが、空港からは1時間程度で到着となります。
会場へのアクセス
インペリアル劇場を含むほとんどの劇場はタイムズスクエア周辺にあります。
このエリアまでくれば、大体が徒歩で探せる劇場ばかりです。詳しい位置に関しては、MAPをご覧ください。
地下鉄の最寄駅は、
A・C・Eの42 St?Port Authority Bus Terminal駅、1・2・3・7・N・Q・R・W・SのTimes Square 42nd St駅、
C・E・1の50th駅、N・R・Wの49th駅となります。
治安
ブロードウェイには、30作品以上の劇場が密集しており、毎晩、大勢の観光客が様々なミュージカル作品を楽しんでいます。
タイムズスクエアに近いこの周辺は治安も良く、夜遅くまで多くの人たちで賑わっているので、
終演後も安心して歩く事が出来ると思います。
ただし、細い路地に入ってしまうと夜は暗くて人通りも少ないので、深夜は人通りが多い大きな通りを歩いた方がよいと思います。
