ヘアー
Hair, the Musical

あらすじ

ヘアー

1960年、ベトナム戦争中のアメリカ。

多くの若者が戦場に召集され、オクラホマの田舎に住む青年、クロードも例外ではなかった。
クロードは、入隊前のわずかな時間を利用し、大都会のニューヨークに立ち寄る事に。

ニューヨークのセントラルパークに着いたクロードは、長髪のヒッピーグループに出会い、
グループのリーダー、バーガーと交流を深めていく。

そこで、クロードは偶然出逢った上流階級の娘シーラに、心奪われるのであった。

その後、クロードはネバタのキャンプに送られ、厳しい訓練を続けていくのだが、
月日が経ったある日、バーガーらと再会したシーラは、クロードに会いたい気持ちを打ち明けた。

しかし、キャンプでは一切の面会が禁止。
そこで、バーガーは自慢の長髪を短く切り落とし、クロードと入れ替わり、シーラとクロードの再会を計画する。

そんな中、キャンプでは、突然の前線出動命令が下っていた。

はたして、クロードとバーガー、そしてシーラの運命は・・・・・・。

原題 :  Hair, the Musical
劇場 :   アル・ハーシュフェルド劇場
上演時間 :  2時間25分(15分間休憩あり)
プレビュー :  2009/5/6
初日 :  2009/5/31
クローズ :  2010/6/27
公式サイト :  http://www.hairbroadway.com/

鑑賞履歴

ヘアー playbill
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ヘアー ここで観ました
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◆2009年10月8日 座席:ORCHESTRA E 107

感想

開演時間になり、ステージを覆っていた薄い幕がストンと落とされると、総勢20名以上のキャストがドーンと登場し、オープニングから、めっちゃめちゃカッコいい歌声を聞かせてくれます!!!

ブロードウェイミュージカルは、どの作品もバンドの生演奏に合わせて、キャストが生歌を聞かせてくれるんですが、ほとんどのミュージカルが、ステージの下にある「オーケストラピット」という場所に、バンドメンバーが隠れています。

でも、この『ヘアー』は、ステージの上にバンドのメンバーが居て、演奏している様子を見る事が出来るんです!!!
僕が好きなミュージカル、『RENT』や『シカゴ』もステージの上にバンドメンバーが居るんですが、僕はこのスタイルの方が、ライブっぽくて好きなんですよーーーっ!

実際、この作品、まるでコンサートのように次から次へと歌を歌ってくれて、めちゃめちゃテンポ良くストーリーが進んでいきます!
なんと、歌われる楽曲数は、全部で40曲!!!
これ、僕が今までに観たミュージカルの中では、一番多いです!!!

60年代に初演された作品のリバイバル上演で、今回初めて見たんですが、かなりテンションがあがりました!!!

ステージセットは、まったくと言っていいほど変化しないし、照明も決して豪華じゃありません。
でも、良質のオールディーズを聴かせてくれているような楽曲の良さ、舞台構成、そして何よりもキャストのパワー、どれもこれも、本当に素晴らしかったです!!!

このミュージカルを観て、「本当に素晴らしい作品というのは、大掛かりなセットやキレイな照明などに頼る事なく、キャスト1人1人のソウルから創り出されるモノなんだ!!!」と改めて思いました!!!

みどころ

この作品のみどころは、とにかくいい意味でキャストと観客の垣根がとっても少ない事だと思います!

どういう事かというと、キャストが何度も何度もステージから客席に下りてきて、とにかく観客をイジリまくるんです!
最前列に座っていた小学生くらいの男の子は、なんとステージに上げられて、カワイイ女性キャストにいじられて、とっても照れていました!!!

ようはこの作品、「みんなもヒッピーの集会に参加して、一緒に盛り上がろうぜ!!!」 みたいな作品なんです!!!

だから、その醍醐味を味わうには、通路側か最前列のチケットを取っておけば、キャストにイジってもらえる可能性が高いので、かなり楽しむ事が出来るかと思います!

そういうのが苦手な人もいるかとは思いますが、個人的には、こういうのが大好なんで、本当にテンションが上がる作品です!

楽曲

数々のミュージカル音楽を手掛け、自身も数々のアルバムを発売してグラミー賞も受賞している『Galt MacDermot』が作曲しており、ジャズ、ファンク、ポップス、バラードなど、本当に様々なジャンルの楽曲を聞くことが出来ます!!!

初演時の1968年にキャストレコーディングで発売されたサントラは、アメリカだけで300万枚を売り上げて、グラミー賞も受賞しております!

ちなみに僕のお気に入りは、オープニングの『Aquarius』と第一幕のラスト『Where Do I Go? 』です!

衣装

登場人物は、一部を除いてほぼ全員がヒッピーなので、当時のヒッピーの衣装を身にまとっています!
僕は1960年代をリアルタイムで経験しているわけではないので当時の事は分かりませんが、この衣装を見た時に「古い」というよりも、「斬新でおしゃれ!」と感じました!

とってもカラフルで、とっても個性的な衣装をたくさん見る事が出来ますよ!

キャスト

どのキャストも個性的で本当に素敵なんですが、中でもバーガー役の『WILL SWENSON』とクラウド役の『GAVIN CREEL』は、とっても魅力的でした!!!

◎2010年1月現在も、バーガー役は『WILL SWENSON』、クラウド役の『GAVIN CREEL』が演じています!

客層

20代から60代まで幅広い年齢層の方々がおりましたが、若干40代から60代くらいの方が多かったように思います!
男女比率は半々くらいでした!

トニー賞

【2009年】 リバイバル作品賞を受賞!

ブロードウェイに行く前に・・・

英語が分からなくても大丈夫!
ミュージカル版と若干ストーリーの違いはありますが、こちらの映画版で予習をどうぞ!
●『ヘアー

楽曲の予習はこちらでどうぞ!ミュージカルのサントラです!
●『Hair [2009 Broadway Revival Cast]

動画で内容をチェックしよう!

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