ヘアスプレー

原題
Hairspray
劇場
ニール・サイモン劇場
プレビュー
1970/01/01
初日
1970/01/01
クローズ
2009/01/04

あらすじ

1960年代初頭のボルチモア。
音楽とダンスとお洒落に夢中な、おチビでおデブなトレイシー。
彼女は、何事にも前向きで天真爛漫な女子高生! ヘアスプレー

そんなトレイシーは大人気のテレビ番組『コーニー・コリンズ・ショー』を観ながら、
テレビの前で踊るのが日課だった。
そして、彼女の夢はこの番組のレギュラーとなって出演する事!

ある日トレイシーは、同じ高校の黒人少年シーウィードと共に、
『コーニー・コリンズ・ショー』に乱入して見事なダンスを披露。
このダンスが大ウケで、なんと彼女はレギュラーの座を獲得して、一躍大スターに!!!

しかし、この番組が以前から黒人に差別的だった事が気に入らないトレイシーは、番組に対して抗議運動を起こそうと計画。
家族や友人を引き連れて、「人種差別反対!!」と街をデモ行進していた彼女達だが、
テレビ局の重役の通報によって警察に捕らわれてしまう・・・。

はたして、身柄を拘束されたトレイシーが取った行動とは・・・・・・・。

みどころ

この作品、見所満載なんですが、まずはトレイシーのお父さん(ウィルバー)とお母さん(エドナ)のやり取りが最高に楽しめるナンバー、『Timeless To Me』!

このエドナ、実は女装した男性が演じているんですが、『Timeless To Me』では、エドナがウィルバーにめっちゃ迫るんです!
その怪しい(?)迫りっぷりに観客は大爆笑で、大盛上がり!!!

そして、ラストの『You Can't Stop The Beat』では、キャスト全員がステージに登場して、大迫力のダンスを見せてくれます!
見事なダンスに気分爽快になりますよ?!!!

楽曲

『アダムスファミリー』、『パッチアダムス』、『天使にラブソングを』など、数々の有名映画音楽を手掛けている『マーク・シャイマン』が作曲。
この作品に見事にマッチした、60年代のロックン・ロール・サウンドが勢揃いです! どれもこれも優れた楽曲で、僕は全曲大好きです!

衣装

とにかくカラフルです! ピンク、グリーン、ブルー、パープル、レッドと本当に色鮮やかな衣装が数多く登場します。
キャストが何着も着替えるカラフルな衣装を見ているだけでも、とてもポップに気分になれますヨ!

特にトレイシーとエドナがお揃いで着る、巨大な(笑)ドレスは必見!!!

キャスト

何と言っても、コーニー・コリンズ役の『Lance Bass/ランス・バス 』!!!
ランスはインシンクのメンバーなんですが、期間限定で彼がこの作品に出演していました!

僕はインシンクが大好きなので、ランスを観たいという思いでこのヘアスプレーに足を運びました!!!
当初は、「ランスの姿が見れればいいや!」という気持ちで、正直、歌とダンスにはあまり期待していませんでしたが(笑)、
これがなかなかどうして、このランス演じるコーニー・コリンズがかなり良くてビックリ!!!

ランスはインシンク時代、ソロパートもほとんどなく、ダンスもそれほど上手くなかったんですが、このミュージカルでは相当良かったですーーーっ!!!

そして、トレイシー役の『Shannon Durig』とエドナ役の『Paul C. Vogt』もかなり弾けた演技で、とっても良かったですよー!

客層

子供から50代・60代までととにかく幅広い年齢層の方々が客席におりました!
家族連れ、友達同士、ご夫婦、本当に色んな人たちに受け入れられている作品のようです!

とにかく楽曲は楽しいし、ダンスの振付も楽しいので、英語が分からなくても楽しめると思いますよ!!!

トニー賞

【2003年】 作品賞、主演男優賞(ハーヴェイ・フィアスティン :エドナ役)、 主演女優賞(マリッサ・ジャレット・ウィノカー :トレイシー役)、助演男優賞(ディック・ラテッサ :ウィルバー役)、脚本賞、オリジナル楽曲賞(作詞 :スコット・ウィットマン、作曲 :マーク・シャイマン)、演出賞、衣装デザイン賞の8部門を受賞!

ブロードウェイに行く前に・・・

英語が分からなくても大丈夫! ほぼ同じ流れでストーリーが進行していく 映画版のDVDが発売されていますので、こちらで予習をどうぞ!
●『ヘアスプレー

楽曲の予習はこちらでどうぞ!ミュージカルのサントラです!
●『Hairspray [Cast Recording] [Soundtrack]


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