- 原題
- On the Town
- 劇場
- リリック劇場
- 上演時間
- 2時間30分(15分間休憩あり)
- プレビュー
- 2014/09/20
- 初日
- 2014/10/16
- クローズ
- 2015/09/06
- 公式サイト
- http://www.onthetownbroadway.com/
あらすじ
戦争が行われている1940年代のニューヨークの朝6時。
港には船が停泊し、ゲイビー、チップ、オジーの3人の水兵には、
24時間限定で休暇が与えられ、彼らはうかれてマンハッタンに上陸をした。
チップは10年前に父親から聞いていたNYの観光スポッを見て興奮し、
オジーは美しい女性を見つけようと必死になり、
ゲイビーは、地下鉄に貼られていたポスターの女の子「アイヴィ・スミス」に一目惚れ。
そこで3人は、手分けしてアイヴィを探し出そうという事になるのだが、
チップは乗り込んだタクシーの女性運転手、ヒルディーに一目惚れをされ、
博物館に向かったオジーは、そこで出会った女性学者のクレアに心を奪われる。
そして、ゲイビーは偶然にもアイヴィに出逢う事が出来たのだが、
彼女には、色々と事情があり・・・・・・。
夜も更けて3人の水兵の休暇が終わる時間はどんどんど迫っていた。
はたして、ゲイビー、チップ、オジーの恋の恋の行方は・・・・・・。
みどころ
1944年に初演され、1949年には、「ジーン・ケリー」、「フランク・シナトラ」、「ジュールス・マンシン」の3人で映画化もされた作品のリバイバル上演です。
初演時の公演回数は462回でしたが、最初のリバイバル上演をした1971年の公演回数は73回、
2度目のリバイバル上演をした1998年の公演回数は69回で終了してしまいました。
3度目のリバイバル上演である今回は、プレビューから数えると半年ほど上演しておりますが(2015年2月現在)、観客動員率はあまり良くないようです。
必ずしも観客動員率が高い=面白い!という訳ではないと思いますが、今後も観客動員率が伸びないとクローズが近いかもしれないですね・・・・・・。
楽曲
1990年に72歳で亡くなった「レナード・バーンスタイン」が担当しております。
レナードはユダヤ系アメリカ人の指揮者、作曲家、ピアノの演奏家として、クラシック界で名を馳せ、
ミュージカルは今作品の他にも「ワンダフルタウン」や「ウエストサイド・ストーリー」の音楽も手掛けていました。
衣装
「ジャージー・ボーイズ」や「ニュージーズ」も手掛けていた、「ジェス・ゴールドスタイン」が担当!
ジェスは何度もトニー賞にノミネートされており、2005年には「リバルズ」でトニー賞を受賞しております。
今作品では、男性キャストには一見して水兵と分かるオーソドックスな真っ白いセーラー服と、
女性キャストには赤、青、オレンジ、黄色といった原色のワンピースドレスを身にまとわせ、
過去の時代を感じさせながらも色鮮やかな衣装を披露しています。
キャスト
【2015年2月】
ゲイビー役は、「シカゴ」でビリー・フリン、「コーラスライン」でアルを演じていた「トニー・ヤズベック」、
チップ役は、「ヘアー」や「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」などに出演していた「ジェイ・アームストロング・ジョンソン」、
オジー役は、「ヘアスプレー」、「ウィキッド」、「エニシング・ゴーズ」などに出演していた「クライド・アルヴェス」が演じています。
トニー賞
受賞歴なし
ブロードウェイに行く前に・・・
英語が分からなくても大丈夫!
ほぼ同じ流れでストーリーが進行していく 映画版のDVDが発売されていますので、こちらで予習をどうぞ!
●『踊る大紐育(オン・ザ・タウン)』
楽曲の予習はこちらでどうぞ!ミュージカルのサントラです!(ロンドンキャスト盤です。)
●『On the Town』