アメリカン・イディオット

舞台の幕が開くと、ステージの上には、なんとも荒っぽい感じのセットが登場!!!

そのセットの壁には、大小様々な、40個ほどのテレビモニターが埋め込まれていて、そこには、ニュースやアニメ、ドラマやCMなど、色々な映像が映し出されています!
そして、全キャストが客席に背を向けて、そのテレビ画面に見入っています。

「いやぁーっ、これから何が始まるんだろう?」
と、期待をしていると、アメリカン・イディオットのイントロが爆音で流れ、歌いだしと同時に、全キャストが客席の方へ振り返ると、ものスゴイ迫力!!!

そして、18人のキャストが全員でサビを歌いだすと、その威力というか迫力というか、脅威的な圧力に、自然に涙が・・・・・・。

これ、感動とか切なさとかじゃなく、彼らの声が作り出す、「ドスンっ」とした重たい空気に押されて、勝手に涙が出てきたという、なんとも、不思議な感覚・・・・・・・ 。

いや、でもこの空気が、彼らの作り出す圧倒的なパワーなんだと思います!!!

このアメリカン・イディオットですが、僕の大好きな『RENT』と被る部分が、ちょこちょこあるんです。
若者の弱さと強さ、ドラッグやセックス、そして、今を生きる事の大切さみたいなモノが、本当に強く感じられる作品でした!!!

ボロ泣きするような作品ではないけれど、間違いなく、何度観ても「興奮と感動」を味わえる作品だと思いました!!!


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