メリー・ポピンズ

１９１０年、ロンドン。
バンクス家のお父さんジョージは、何事にも厳しく仕事一筋の銀行家。
彼の２人の子供マイケルとジェーンの元に、乳母としてメリー・ポピンズがやってくる。

彼女は魔法で部屋を片付けたり、
不思議なカバンから何でも取り出したりと、子供たちは毎日大喜び。
しかし、厳格なジョージはそんな状況を快く思っておらず・・・・・・。

そしてある日、仕事一筋だったジョージが銀行からクビを宣告されてしまう。
そこで彼は、メリー・ポピンズや子供達が唱えていた心が楽しくなる魔法の言葉を思い出し、
クビになった事など気にも留めず、

本当に大切なのは家族や笑顔だという事に気がつく。

家族全員に笑顔が戻った時、自分の役目を終えたと感じたメリー・ポピンズは、旅立ちを決意するのだった・・・・・・。

とにかく舞台セットがスゴイです！　２階建ての大きな家が動く動く！！

キャスト達が２階にいると思ったら、今度は屋根の上にいたり、ついさっきまで家の中にいると思ったら、あっという間に外に出ていたり！（うーん、この説明では、ちょっと状況が分かりにくいですよねぇ・・・・・・。　すいません・・・・・・＾＾；）
とにかく、かなりの早業でステージチェンジをします！

また、キャスト全員で歌って踊る『Supercalifragilisticexpialidocious』は、本当に楽しくてかなりテンションが上がります！！！

そして、最後の最後にメリー・ポピンズがなんと・・・・・・？！？！
これ、僕が観た席だと興奮が倍増！　何が起こるのかは、お楽しみに！！！

『チキ・チキ・バン・バン』を手掛けたシャーマン兄弟が作詞・作曲をしており、とても軽快で楽しい音楽が揃っています！

１９６４年に製作された映画版の『メリー・ポピンズ』では、アカデミー作曲賞とアカデミー歌曲賞を受賞しています。
このミュージカルでも映画版と同じ楽曲を聞く事が出来ますよ！

ディズニー・ランドのアトラクションで聞く事が出来る、『イッツ・ア・スモールワールド』もシャーマン兄弟が楽曲ですよ！

ちなみに僕のお気に入りは、『Chim Chim Cher-ee』と『Supercalifragilisticexpialidocious』です！

『ジュリー・アンドリュース』と『ディック・ヴァン・ダイク』が出演して、大ヒットした同名のミュージカル映画を舞台化したのがこの作品！

舞台上のキャストは映画と同様、１９１０年当時のカラフルなドレスを身にまとい元気に歌い踊ります！
シンプルでありながらも、とても素敵なデザインの衣装をたくさん見る事が出来ますよ！

主演のメリー・ポピンズを演じるのは、『アシュリー･ブラウン』という女優さんのはずでしたが、僕が観た３月２８日のマチネ公演は、代役の『キャサリン･ウォーカー』という女優さんでした。

開演前に配られる「PLAY BILL」という無料パンフレットがあるんですが、そこにキャスト情報や楽曲情報が載っており、キャストが変更となる場合は、折り込みが入っています。

折り込みが入っていたので見てみると、マチネ（昼公演）という事もあってか、なんと主役が代役・・・・・・。
ちょっとがっかりしていたんですが、いざ始まってみるとそんな気持ちは一気に吹っ飛び、キャサリン演じるメリー・ポピンズはとても良かったですよ！

でも、アシュリーの演じるメリー・ポピンズはもっとスゴかったのかな？！

　
◎２００８年９月、メリー・ポピンズ役は『Scarlett Strallen』が演じていました。
◎２０１１年１月現在、メリー・ポピンズ役は『Laura Michelle Kelly』が演じています！

ディズニー作品なので、小さな子供さんがとても多かったです！

僕が観たのはマチネなので、「お母さんと子供たち」という組み合わせを多く見かけましたが、これがソワレ（夜公演）だとお父さんも含めて家族全員で来るのかな？

ちなみに僕の右隣の席は、１０代後半と思われる女の子２人が友達同士で来ていましたが、とても楽しんでいましたよ！

【２００７年】　装置デザイン賞を受賞！

英語が分からなくても大丈夫！ ほぼ同じ流れでストーリーが進行していく 映画版のＤＶＤが発売されていますので、こちらで予習をどうぞ！
●『メリーポピンズ スペシャル・エディション』

楽曲の予習はこちらでどうぞ！ミュージカルのサントラです！（ロンドンキャスト盤です。）
●『Mary Poppins [Original London Cast Recording]』