- 原題
- Rock of Ages
- 劇場
- ヘレン・ヘイズ劇場
- 上演時間
- 2時間15分(10分間休憩あり)
- プレビュー
- 2009/03/17
- 初日
- 2009/04/07
- クローズ
- 2015/01/18
- 公式サイト
- http://www.rockofagesmusical.com/
あらすじ
1980年代のロサンゼルス。
ライブハウスで働きながら、ロックシンガーになる事を夢見ているドリュー。
ドリューは、女優になる事を夢見て田舎から上京してきたシェリーに出会い、彼女に心惹かれていった。
しかし、シェリーに対していまいち自分の気持ちをぶつけられないドリュー。
そんな中、シェリーはライブハウスにやってきた伝説のカリスマロックスターのステイシーと、
何やらいい雰囲気になっている様子。
そんな2人を見て、心が傷つきながらもライブハウスで歌い続けるドリューを見つけた、
とあるプロデューサーが、なんと彼をスカウト。
しかし、そのプロデューサーは、
ロックスターではなく、アイドルとしてドリューをデビューさせようとするのだった・・・・・。
そして、女優を目指していたシェリーは、ストリップダンサーとして働くようになってしまい・・・・・・。
それぞれが心に描いた夢とは違う方向に進み始めてしまった2人。
はたして、ドリューとシェリーの運命は・・・・・・。
みどころ
2008年10月にオフ・ブロードウェイでスタートしたこのミュージカルですが、すぐに人気に火が付き、2009年3月、あっという間にブロードウェイに昇格しました!
その後も人気は続き、2012年にはトム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、メアリー・J・ブライジ等が出演して映画化もされました。
ロック・オブ・エイジズが上演されているヘレン・ヘイズ劇場は、客席が約600席とブロードウェイの中では小さい劇場ですが、(ブロードウェイの劇場は通常1000席以上です。)
この小ささがまるでライブハウスにでもいるような感覚にさせてくれます!
この作品は、80年代にヒットを飛ばしたロックバンドの曲が多く登場するので、ライブハウスの感覚がより増しますし、実際にライブハウスを意識した演出だと思いますが、上演中にバーテンダーが客席にお酒を売りに来たりします!
楽曲
「デイヴィッド・リー・ロス」、「ポイズン」、「MR.BIG」、「ボン・ジョヴィ」、「ヨーロッパ」などなど、80年代にヒットを飛ばした楽曲で構成されています!
現在も活躍しているアーティストや最近はあまり名前を聞かなくなってしまったアーティストなども含め、
とにかく様々なアーティストのヒット曲がたくさん聞けるので、80’s好きにはとても嬉しくなる楽曲揃いです!
衣装
「ユーリンタウン」や「ウェディング・シンガー」の衣装も手掛け、ロック・オブ・エイジズではトニー賞にもノミネートされた「グレゴリー・ゲイル」が担当しています。
男性キャストはロングヘアーに革ジャンやボロボロのジーンズ、女性キャストもギラギラにピカピカなコスチュームがたくさん登場し、
まさに80年代にタイムスリップしたような衣装がたくさん登場します!
キャスト
【2015年3月】
アメリカンアイドルのシーズン4の出身で、ドリュー役のオリジナルキャスト、「コンスタンティン・マルーリス」が復帰してドリューを演じています!
シェリー役は、「ウィキッド」、「グリース」、「リガリー・ブロンド」などのUSツアーキャストとして舞台に立っていた「ローレン・ザクリン」が演じています。
客層
男女問わず、若い方や年配の方もいましたが、圧倒的に40代と50代が多かった気がします。
やはり80’sミュージックを青春時代にガッツリ聞いていた世代に支持を得ているのかと思います!
客席はライブさながらのように盛り上がってますし、
僕の前の席では50代くらいの夫婦が観ていたんですが、テンションが上がった旦那さんが立ち上がって騒ぎ過ぎだし、奥さんが恥ずかしがっていました。
ロック好きの40代~50代の人たちにとっては、それほどまでに興奮出来るミュージカルなのかと思います。
トニー賞
受賞歴なし
ブロードウェイに行く前に・・・
英語が分からなくても大丈夫!
ほぼ同じ流れでストーリーが進行していく 映画版のDVDが発売されていますので、こちらで予習をどうぞ!
●『ロック・オブ・エイジズ』
楽曲の予習はこちらでどうぞ!ミュージカルのサントラです!
●『Rock of Ages』