アニー

 １９３０年代、世界恐慌直後の失業者が溢れているニューヨーク。

１０年前に孤児院の前に捨てられた、１１歳の赤毛の少女アニーは、ある日、両親を探すために院長のミス・ハニガンの目を盗んで孤児院を抜け出した。

抜け出した先で野良犬と出逢ったアニーは、その犬をサンディーと名付け、サンディーを連れながらニューヨーク中を歩き回って両親を探していたのだが、警察に捕まり孤児院に連れ戻されてしまう。


そして、クリスマスが近づき、クリスマス休暇を一緒に過ごす孤児を探していた大富豪のウォーバックスの秘書グレースは、孤児院で出逢ったアニーを連れてウォーバックスの自宅へ向かった。

元気で前向きなアニーに心を魅かれたウォーバックは、アニーを養女にしたいと考えるが、両親と暮らすことを夢見るアニーはこの申し出を断るのだった。


ウォーバックは落胆しつつも健気なアニーの願いを叶えてあげようと、アニーの両親を探した者に５万ドルの報奨金を与えると公表したところ、様々な人たちが現れはじめ・・・・・・。


はたして、アニーの両親は見つかるのか・・・・・・。