ビューティフル　‐　キャロル・キング・ミュージカル

たくさんのヒット曲を世に送り出し、
これまで様々なアーティストにカバーされ、歌い継がれる名曲を創りだしているキャロル・キングの物語。

１６歳のキャロルは、自分の作った曲を聴いてもらうため、
プロデューサーのドン・カーシュナーに会いに行きたいと母に告げるも、彼女の母はそれに猛反対。
しかしキャロルは、自分の夢を叶えたいと反対を押し切ってマンハッタンに向かった。

それをきっかけとし、キャロルは何枚かのシングルを発売するのだが、それがヒットする事はなかった。

そんな時、彼女は通っていたクイーンズカレッジで若くてハンサムな作詞家、ジェリー・ゴフィンと出逢い、
恋におち、ジェリーの子供を妊娠し、結婚をした。

そして、キャロルとジェリーは共同で多くの曲を作り、
「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー 」、「ロコモーション」、「アップ・オン・ザ・ルーフ 」、など、
数々の名曲を様々なアーティストに提供していき、作曲家として大成功をし、
自身が歌った曲でも「イット･マイト・アズ・ウェル・レイン・アンティル・セプテンバー」をＴＯＰ４０に送り込んだ。

順調に全てが進んでいたようにみえたキャロルとジェリーだったが、
ジェリーはテレビ出演をして新曲をパフォーマンスしている時、突然キャロルに別れたいと告げるのだった。

唖然とするキャロル・・・・・・。

ジェリーと離婚をした後しばらくして、キャロルは、
「きみの友達」、「イッツ・トゥー・レイト」、「ナチュラル・ウーマン」など数々の名曲が収録されたアルバム、
自身のアルバム「つづれおり」の作成に入り、
発売後は世界中で大ヒットを飛ばし、シンガーソングライターとしても大成功するのだった。

１９５８年にデビューし、現在も精力的にツアーやアルバム発表を行っているキャロルキングの物語。
１９７１年に発売されたアルバム「つづれおり」は、ビルボードで１７回の１位を獲得し、総売り上げ枚数は１０００万枚を超えています。
「つづれおり」には、様々なアーティストにカバーされ今も歌いつがれている「I Feel the Earth Move」、「So Far Away」、「It's Too Late」、「You've Got a Friend」、
「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」など、多くの名曲をこの作品で聞くことが出来ます！

上記で記載した通り、ほとんどの楽曲はキャロル・キングが担当しております。
「つづれおり」に収録されている曲以外にもキャロルの曲が披露され、他にも、キャロルがヒット曲を飛ばしていた時代に共に活躍していた、
ニール・セダカやライチャス・ブラザーズの楽曲も聞くことが出来ます！

ラジオ・シティのロケッツの衣装も手掛けている「ALEJO VIETTI」が担当しております。
１９６０年代、７０年代を反映させた、懐かしさの中にも鮮やかさや美しさを感じさせるカラフルな衣装が沢山登場します！

【２０１５年１月】

キャロル・キング役を演じているのは、「ガイズ＆ドールズ」や「屋根の上のバイオリン弾き」などに出演し、
この「ビューティフル」では、トニー賞の最優秀主演女優賞を獲得した「ジェシー・ミューラー」が演じております！
ジェリー・ゴフィン役を演じているのは、「ジャージー・ボーイズ」、「アメリカン・イディオット」、「レ・ミゼラブル」、
「ウェスト・サイド・ストーリー」などに出演していた「スコット・Ｊ・キャンベル」が演じております！

【２０１４年】　主演女優賞（ジェシー・ミューラー：キャロル・キング役）、音響デザイン賞の２部門を受賞！

楽曲の予習はこちらでどうぞ！ミュージカルのサントラです！
●『Beautiful:The Carole King Musical』