- 原題
- Honeymoon in Vegas
- 劇場
- ネダーランダー劇場
- プレビュー
- 2014/11/18
- 初日
- 2015/01/15
- クローズ
- 2015/04/05
- 公式サイト
- Honeymoon in Vegas
あらすじ
ジャック・シンガーには、すでに5年間付き合っているベッツィ・ノーランというガールフレンドがおり、
ジャックは彼女に婚約指輪を購入しようと考えていた。
しかし、ジャックは亡き母から10年前に言われた、
「結婚だけはするな!」という言葉が頭の中から離れずにいた。
そんな理由で結婚を渋っているジャックに対して、ベッツィはもう待っていられないと思い告げると、
その言葉にジャックの心は動き、2人は結婚式をするためにラスベガスに向ったのだった。
そして、無事にラスベガスに到着してホテルにチェックインをした直後。
裕福なギャンブラー、トミー・コーマンは、癌で亡くなった妻にそっくりベッツィを見つけると、
彼はジャックから彼女を奪おうと画策するのだった。
まず、ジャックはトミーはポーカーゲームから誘い、なんと58,000ドルもの借金を負わされてしまう。
そして、トミーは残りの週末ベッツィとデートをさせてくれれば、その借金を免除すると提案してきたのだった。
ベッツィはその提案に怒りを感じるものの、渋々同意をすることに・・・・・。
その後、トミーからは「それじゃあ、残りの週末、俺はベッツィをハワイに連れて行こうと思う!」と、
とんでもないプランを聞かされ、ジャックは衝撃を受ける。
しかも、いくら借金を免除してもらうためとはいえ、
その提案をジャックが承諾したことに対し、ベッツィはさらに激怒をするのだった。
はたして、ジャックとベッツィの運命はいかに・・・・・・。
みどころ
1992年にニコラス・ケイジとサラ・ジェシカ・パーカーが出演して公開された映画、「ハネムーン・イン・ベガス」をミュージカル化した作品です。
脚本は映画版の同作やデミ・ムーア主演の「素顔のままで」などを監督した「アンドリュー・バーグマン」が担当しております。
ブロードウェイにいながらラスベガスのショーを楽しんでいるような作品になっているコメディミュージカルです!
楽曲
オフブロードウェイ作品では「ラスト・ファイブ・イヤーズ」や「13」、ブロードウェイ作品では「マディソン郡の橋」の音楽を手掛けてきた、
「ジェイソン・ロバート・ブラウン」が担当しています。
ここ最近は、ミュージカルにもロックやポップスを取り入れた作品も多いですが、
この作品は、良くも悪くもなのかしれませんが、ザ・ミュージカルといったような耳に馴染む王道と言えるような楽曲が揃っています。
衣装
アメリカのテレビ「セサミ・ストリート」や「サタデーナイト・ライブ」の衣装を担当していた、「ブライアン・ヘメサス」が担当しており、今作品でブロードウェイデビューとなります!
ラスベガスと言えばといった感じのエルビス・プレスリーをまねた衣装や大きな羽を頭に付けたピンクの衣装、
第2幕でハワイに移動してからは色彩が美しいアロハなど、鮮やかな衣装が沢山登場します!
キャスト
【2015年1月】
ジャック・シンガー役を演じているのは、「チャップリン」でトニー賞主演男優賞にもノミネートされ、
2003年より6年間「アベニューQ」に出演していた「ロブ・マクルーア」!
ベッツィ・ノーラン役を演じていうるのは、「美女と野獣」、「ヘアスプレー」、「パブロ」、「アベニューQ」、「アニー」などに出演していた「ブリン・オマリー」です!
ブロードウェイに行く前に・・・
楽曲の予習はこちらでどうぞ!ミュージカルのサントラです!
●『Honeymoon in Vegas』
※映画をベースにした作品なので、映画版のDVDを紹介しようと思ったのですが、
どうやらこの作品、DVD化されていないようです・・・・・・。