ジジ（恋の手ほどき）

舞台は１９００年前後のパリ。

結婚だけが全てじゃないと思いながら派手な生活をおくっているラシュイユ氏と、
リッチで贅沢な生活をしている彼の甥ガストン。
とても高貴な生活をしている２人だが、ガストンはそんな生活には飽きあきしているのだった。

そんなガストンの楽しみは、友人のマミタと共に生活している少女、ジジに会う事だった。
マミタの妹アリシアは社交界で名の知れた女性で、
その影響もあり、マミタはジジの学校が終わると彼女に礼儀作法を習わせていた。

ガストンは退屈な生活の中で、無邪気なジジに会う事で癒されながらも、
お金持ちの叔父ラシュイユ氏が度々開くパーティーに、リアネという美女を連れて参加していた。
しかし、そのリアネはどうやら他にも男がいるという噂を耳にし、
ガストンは傷心するのだった・・・・・・。

そんなガストンは、ジジの事を愛していると自分の気持ちに気付くも、
自身が思い描いていたジジへのイメージとのギャップ、
しかし、それでもジジに好意があるという心情との間で揺れ動き、悩んでいた。

ガストンはジジに気持ちを伝えようとするのだが・・・・・・。
果たして、ガストンとジジ、２人の恋のゆくえはどうなるのか・・・・・・。